転職ノウハウ・コラム | 2017.10.05 Thu

【転職編】あなたは大丈夫?面接時の持ち物とマナー

この記事を書いた人

コンサルタント

千葉 公介

首都圏のベンチャー証券会社、投資会社でヒト・モノ・カネの流れや企業経営について学ぶ。「生まれ故郷である東北の活性化に貢献したい」という想いをきっかけに、東北の転職支援会社に入社。趣味は車(特にF1)。

社会人経験を積んでいる既卒は、新卒時とはまた違う視点から、面接マナーが評価されます。
面接時はもちろん、控室やエレベーターでも常にマナーを意識して動きましょう。

また、「忘れ物をしない」ということも、転職時の大切なマナーです。家を出る前は必ず確認するようにしたいものです。

今回は、転職面接時前に読んでおきたい、大切なマナーと基本的な持ち物について説明します。

1.面接に必要な心構えと持ち物

転職活動の面接時に、思いもよらぬ失敗をしたという人が少なくはありません。

特にこんな失敗談をよく耳にします。

ストッキングの伝線
「面接会場でストッキングの伝線に気づいても、替えを持っていなかったので、そのまま受けました。そのせいで面接中もストッキングが気になって集中できませんでした」

マナーを知らず面接で沈黙
「面接室に入室する際、どのタイミングで面接官に何と声をかければいいのかわからず、沈黙の時間をつくってしまった。」

地図アプリが使えず面接に遅刻
「スマートフォンの充電が切れて地図アプリが使えず、面接に遅刻してしまった」

思いもよらぬ失敗の原因は「忘れ物」と「マナー違反」

失敗は人によってさまざまですが、思いもよらぬ失敗の原因は「忘れ物」と「マナー違反」です。

つまり、「持ち物」と「マナー」を完璧にしておけば、思いよらぬ失敗を回避することができます。

まずは、面接に必要な持ち物を一緒にチェックしていきましょう。

面接時に必要な持ち物チェック表

 

チェック表を玄関付近に貼っておけば、出発前にチェックできるのでおすすめです。

忘れ物の中でもスマートフォンは、出発直前までかばんから出していることが多く、忘れがちなので気を付けましょう。

応募書類

肝心な履歴書・職務経歴書を忘れてしまうと、面接を受けられません。
封筒やファイルから中身を出して、すべてそろっているかどうかを確認してからバッグに入れましょう。

志望動機や自己PRを面接前に再確認できるよう、履歴書のコピーも持参することをおすすめします。

現金・財布

応募書類に次いで忘れてはならないのがお金。お金が足りなくて慌てることがないよう、いつもより少し多めに入れておきましょう。

スマートフォン

移動中にニュースをチェックしたり、地図アプリで目的地を検索したりできる、スマートフォンは欠かせません。かかってきた電話にもすぐに対応できるように、必ず持参しましょう。ただし、面接時は電源を切るのがマナーです。

ストッキング・ネクタイの替え

ストッキングは、ちょっとしたアクシデントでもすぐに伝線してしまいます。
コンビニで購入できますが、自宅から替えのストッキングを持参しておけば、いざというときに慌てずに済みます。

ネクタイは、小さな汚れでも目立つので、念のため替えを持参しましょう。
1日に2社以上の面接を受ける人は、企業ごとでネクタイを使い分けると、気持ちが切替わるのでおすすめです。

手帳

スマートフォンで予定を管理する人は増えていますが、採用担当者の前でメモを取るときは、必ず紙の手帳やメモ帳を使いましょう。
スケジュール管理がしやすくメモスペースが多い就活手帳がおすすめです。

腕時計

手帳同様にスマートフォンで時間を確認する人がほとんどですが、面接先でスマートフォンを取り出すのはマナー違反です。
スーツに合うシンプルなデザインの腕時計を身につけましょう。

ハンカチ・ティッシュ

面接前に汗を拭くときや印鑑についた朱肉を拭うときなど、転職活動ではハンカチ・ティッシュが活躍します。

ハンカチ・ティッシュの携帯は社会人としてのマナーです。ハンカチはアイロンがかかったシンプルなデザインを選びましょう。
無地が無難ですが、チェックや水玉模様などの柄が入っていても問題はありません。男性の場合、スーツの色に合ったダークカラーのハンカチがおすすめです。

街頭でもらったティッシュは、ティッシュケースに入れて持ち歩くと見栄えが良くなります。

折り畳み傘

突然の雨に備え、折り畳み傘は常に持ち歩きましょう。
スーツが濡れたり、ヘアスタイルが崩れたりすると、せっかく整えた身だしなみも台無しです。

黒や紺など落ち着いた色味で、フリルなどの装飾がついていないものがおすすめです。

印鑑

面接では、個人情報に関する書類の記入時に、印鑑が必要になることもあります。

必須ではありませんが、念のため印鑑は携帯するようにしましょう。

2.転職面接時のマナー(見た目編)

第一印象をよくするためには、見た目にも最大限の気を配りましょう。
出発前は鏡の前で全身チェックすることをおすすめします。

落ち着いた色やデザインを選ぶこと

シンプルながらも、そつのないスーツの着こなしが好印象につながります。
スーツはブラックやグレーなどのダークカラー、シャツは白、ネクタイは落ち着いた柄を選びましょう。

女性の場合、男性よりも選択肢が広がりますが、丈の短いスカートや、華美なブラウスは面接に適していません。
シンプルな色・デザインがベストです。

髪型は男女とも「すっきり」が合言葉

「シンプルですっきり」としたヘアスタイルが、面接では好印象です。
男性は染髪やパーマは避けます。ロングヘアの人は一本結い、またはハーフアップにして耳を出しましょう。

ショートヘアやボブヘアの人も、お辞儀するときに髪の毛が落ちてこないよう、耳にかけます。

意外と足元は見られています

スーツと髪型が完璧でも、足元の身だしなみは意外と見落としがちです。
靴に泥がついてしまったら、必ずティッシュで拭きましょう。
踵やヒールが擦り減っていないかも要チェックです。

男性はブラック、ダークグレー、ネイビー、いずれかの靴下を選びます。
それ以外の色は避けましょう。柄物の靴下や、くるぶしソックスもNGです。

女性はスカートでもパンツでも問題ありません。

顔は「造り」よりも「清潔感」が大切

面接時は顔のつくりよりも、清潔感があるかどうかを見ています。
濃すぎるメイクはやめて、ナチュラルメイクにしましょう。

眉を整え、薄くファンデーションを塗った後に、薄いピンクの口紅とチークを入れれば顔色がよく見えます。

黄ばんだ歯、ぼさぼさの眉毛は、いずれもだらしない印象を与えてしまいます。
ひげや鼻毛などのムダ毛の処理も完璧にしましょう。

自分の顔をさまざまな角度から鏡に写せば、見落としにも気づきます。

バッグやアクセサリーにもマナーあり

かばんやアクセサリーなどの小物にも。マナーが問われます。
かばんは、黒やグレーのA4サイズの書類が入るものを選びましょう。

アクセサリーは派手な印象を与えることもあるので、すべて外しておくのが無難です。

3.転職面接時のマナー(動作編)

続いては、面接時の動き方のマナーです。入室から退室まで気を抜かずにマナーを意識しましょう。

入室方法が第一印象を左右する

入室するときの所作で、第一印象は大きく変わります。パターン別に見てみましょう。

先に入室して面接官を待つ場合

  1. 案内係の指示に従って入室
  2. 座席の指定がない場合、下座の座席の横に立つ
  3. 着席の指示を受けたら、着席する
  4. 面接官が入室したらすぐに立ち上がり、面接官の方に向き直って、あいさつする。

面接官が待機する部屋に入る場合

  1. 控室で名前を呼ばれたら立ち上がり、面接室のドアをノックする。返事があってから、「失礼いたします」と言って入室する。
  2. ドアを閉めたら、その場であいさつとお辞儀をする。
  3. 椅子の横まで移動し、「本日はよろしくお願いいたします。」の言葉とともに、もう一度お辞儀をする。
  4. 着席を命じられたら、かばんを椅子の脇に置いて腰かける。このとき背筋は伸ばし、手は膝の上に置く。

話をするとき・聞くときのマナー

面接官は会話の内容だけではなく、所作の1つひとつをしっかり見ているものです。

美しい姿勢もマナーの1つ

面接が長時間に及ぶと姿勢を崩したくなりますが、じっと我慢して背筋を伸ばしたまま脚の形を一定に保ちましょう。

背もたれからこぶし1つ分だけお尻を前に出して、背筋を伸ばして座ると、きれいに見えます。
男性は脚を適度に広げ、女性は膝頭をまっすぐそろえて座りましょう。

相手の目を見てきちんと話そう

話をするときには、相手の目をきちんと見て話をしましょう。
目線が定まっていないと、落ち着きがない印象を与えてしまいます。

人の目を見るのが苦手な人は、面接官の首元を見るといいでしょう。

落ち着きのない身振り・手振りはNG

大きな身振り手振りは、騒がしく子どもっぽい印象を与えます。
手は膝の上に置いたままにして、強調するときだけ、身体におさまる程度の手振りを交えるといいでしょう。

髪の毛を触ってしまったり、手遊びをしたりする人もいますが、これもマナー違反です。

あいづちにメリハリをつける

面接官の話にあいづちは必要ですが、同じようなあいづちの連続は機械的な印象を与えます。
ときには、首を大きく動かすなどして、あいづちメリハリをつけるといいでしょう。

お辞儀は最敬礼と敬礼を使い分ける

面接時のお辞儀は、最敬礼と敬礼の2種類を使い分けます。
自己紹介時と終了時の「よろしくお願いします」は頭の角度を45°にする最敬礼、入退室時のお辞儀には30°の敬礼が望ましいです。

お辞儀の際は、男性は両腕を脇につけ、女性は両手を前で重ねます。

出されたお茶は飲んでもよし

企業によっては、面接時にお茶を出されることがあります。
この場合、飲まなくても問題はありませんが、心遣いへの感謝を表す意味で一口飲むといいでしょう。

すべて飲み干してしまうのはマナー違反だといわれていますが、あまり気にしなくていいでしょう。

面接官が話しているときに飲むのは失礼にあたります。
面接官にお茶をすすめられたときに飲むのが理想的ですが、すすめられなければ面接官が飲むタイミングや、面接終了に合わせて飲みましょう。
飲む前には「いただきます」、飲んだ後には「ごちそうさまです」の一言を添えれば完璧です。

湯のみの持ち方に要注意

右手は湯のみの底、左手は側面に添えて口に運び、音をたてずに飲みましょう。
左右の手の使い方は逆でも問題ありません。

退室まで気を抜かないこと

面接が終わったからといって、油断は禁物。
退室するまで、最後まで気を引き締めましょう。

最後までお辞儀とお礼を忘れずに

面接の終了を告げられたら起立し、「ありがとうございました。どうぞ、よろしくお願いいたします」と言いながらお辞儀をし、かばんを持って退室します。

ドアの前では、もう一度面接官の方を向いて「失礼いたします」と伝え、退室します。

ドアの閉め方にもマナーあり

ドアを後ろ手で閉めるのは、マナー違反です。
ドアの方に向き直って、静かに閉めましょう。

4.他にもこんなマナーに注意

時間は遅すぎても早すぎてもNG

遅刻は厳禁ですが、早すぎても失礼にあたります。
受付時間の10~5分前到着を目指しましょう。

控室では静かに過ごそう

面接官は控室での過ごし方もしっかりと見ています。ほかの受験者との雑談は、極力避けましょう。

また、かかってきた電話に出たり、スマートフォンを使用したりするのもNG。
待機時間を利用して応募書類を読み直し、面接に備えましょう。

面接官が読みやすいと感じる書類の渡し方

面接官に書類を渡すとき、封筒のまま渡すのは非常識です。
中身を出して履歴書を封筒の上に重ね、面接官が読みやすい向きで渡すのがマナーです。

ただし、受付で書類を提出するときには、指示がなければ封筒のまま提出しましょう。

エレベーターのマナーが見られることも

面接終了後、面接官がエレベーターホールまで送ってくれることがあります。
乗る前には、面接官に向き直り「ありがとうございました。よろしくお願いします」の一言とともに、最敬礼して乗り込みます。

5.まとめ

面接にはさまざまな持ち物・マナーがあり、最初は準備や練習にも時間がかかりますが、一度慣れてしまえば社会でもしっかり身につくはずです。
新卒のときを思い出してチャレンジしてみましょう。

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自分では気づかない間違いも指摘してくれるので、完璧なマナーを身に着けられるでしょう。
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