転職ノウハウ・コラム | 2017.11.09 Thu

立つ鳥跡を濁さず!転職前に知っておきたい円満退職のすべて

この記事を書いた人

コンサルタント

山上 公平

インターネット求人広告会社で、中途採用支援や医療系の人材紹介事業に従事。人材紹介業の経験を活かし、転職支援会社へ入社する。転職希望者と共に悩み、共に考えるサポートを心がけている。趣味はゴルフと農作業。

転職活動の締めくくりとなるのが退職手続きです。

退職日が決まらないと、せっかく決まった転職先への入社日を調整しなければならないことも……。
そのため、滞りなくスムーズに退職することが転職成功のカギといえるでしょう。

今回は「いつ、どのタイミングで、誰に、どのように退職の意思を伝えたらいいか」など、円満退職をするためのノウハウのすべてをご紹介します。

1.円満退職のカギはスケジュールの作成

円満退職で大切なのは、しっかりと退職日までのスケジュールを立てることです。
どの時点で何をするかを事前に確認しておけば、滞りなく退職日を迎えることができます。

一般的に退職の手続きは、退職日まで2カ月ほどの期間が必要といわれていますが、就業規則で期間が定められている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

退職交渉から退職後の書類の受け取りまでのスケジュールを図にまとめました。

引継ぎは抜かりのないように

退職交渉の中で中心となるのが、業務の引き継ぎ期間と内容です。
引き継ぎ相手に負担がかからないように配慮する気持ちを示すことで、退職交渉をスムーズにすすめることにつながります。

引き継ぎ書は、できるだけ詳細に具体的に作成し、抜かりのないように気を付けましょう。

また、開発プロジェクトを担当する技術職の場合は、プロジェクト終了までの期間をふまえてスケジュールを立てなければいけません。
極力、繁忙期を避けた方がいいでしょう。

2.円満退職は「その後のリスク回避」につながる

円満退職による最大のメリットは「リスクの回避」です。
いい加減な気持ちで退職手続きを進めたがゆえに、会社から損害賠償を求められたというケースもあります。

他にも退職時のリスクにはこんなものがあります。

いつ、どこで前職の上司や同僚に会うか分からない上に、取引相手になる可能性もあるため、わだかまりは残さないようにしましょう。

「立つ鳥跡を濁さず」。良い印象のまま退職することが大切です。

円満退職への4ステップと注意点

円満に退職するためには、以下の4つのステップをクリアする必要があります。

【Step1】退職交渉
【Step2】退職届・退職願の作成
【Step3】引き継ぎ
【Step4】最終確認

転職活動で最も気が引けるといわれる退職交渉に始まり、退職届の提出引き継ぎ最終確認をどのタイミングで行うのか、注意すべき点はどんなことか、各ステップの内容と注意点をご紹介します。

【Step1.退職交渉】まずは「2カ月前に直属の上司に伝える」

円満に退職できるかどうかを大きく左右するのが退職交渉です。
タイミングや話す相手を間違えてしまうと、話がこじれてしまう可能性があります。

退職予定日の2カ月くらい前に直属の上司に退職する意思を伝えるのがマナー。
上司に時間をとってもらい、個室で退職の意思を伝えると良いでしょう。

【Step2.退職願・届の提出】上司の指示に従い「願」か「届」を作成する

退職願と退職届はどちらも退職時に提出する書類ですが、それぞれの目的は異なります。

・退職届
退職日決定後に退職することを届け出る書類で、提出後に撤回できません。

・退職願
退職を願いでる際に提出する書類で、退職を希望しているという意思を表すものです。
会社に提出したあとに撤回することができます。

赤字の部分が退職願と退職届の違いです。

一般的に、円満退職を目指すのであれば「退職願」がおすすめですが、まずは上司の指示に従いましょう。

また、会社でフォーマットを用意している場合があるので、事前に確認しておきましょう。

【Step3.引き継ぎ】チェックシートを用いて漏れ防止する

退職日が決定したら、業務の引き継ぎについて上司に相談します。
誰に、いつからいつまでに引き継ぐか決まり次第、引き継ぐ業務内容を整理しチェックシートを作成します。
また、社内でフォーマットが決められている場合は、それを使用して引き継ぎ書を作成しましょう。

引き継ぎチェックシートがあれば、もれ防止にもなり、また、いつ、誰に引き継いだのか分かるため、退職後のトラブルも防ぐことができます。

引き継ぎチェックシートサンプル

【Step4.最終確認】資料やデータの引継ぎも忘れずに

退職日の10日前くらいから、退職日当日までにやらなければいけないことや引き継ぎの抜けがないか確認します。

また、使用しない私物は少しずつ持って帰りましょう。ロッカーやキャビネットを整理し、会社への返却物の確認も忘れてはいけません。

忘れてしまいがちなのがパソコン内のデータです。
資料データの引き継ぎ漏れがないようにファイルの内容を確認し、フォルダーの整理をしましょう。

退職日当日にバタバタしてしまうと部署のメンバーへの挨拶が十分にできなくなってしまいます。
笑顔で見送ってもらえるように、抜けもれチェックと最終確認をしっかり行いましょう。

3.年金・保険の手続きについて

職後の手続きで最も重要なのが年金・保険の手続きです。
担当者に手間や面倒をかけないように、スムーズに済ませたいところ。

会社から受け取る書類は下記のとおりです。

年金・保険の手続きで忘れがちなのが、企業型確定拠出年金です。
ケースバイケースで手続きが異なるので、事前に確認しておきましょう。

4.まとめ

円満に退職できるかどうかは、「退職交渉」をどう攻略するかにかかっています。
退職交渉をスムーズにできれば、円満退職はもうすぐそこです。

とはいっても、退職交渉をはじめ、転職に関わる手続きはとても面倒なもの。
転職エージェントを利用すれば、多くの転職者のケースを知っているコンサルタントのアドバイスを受けることができます。

現職への慰留を強く求められた場合もどう交渉すればよいか、など円満退職に向けての心強い支援者となります。

しかも、転職エージェントはさまざまな転職支援サービスを無料で受けることができ、転職活動を効率よくスムーズに円満退職に導いてくれます。

良好な関係を保って円満退職し、転職を成功させたいと思う方は転職エージェントに登録してみてはいかがでしょう。

 

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